・JAL / JALWAYS

やはりJALが一番利用回数が多いです。機内食は行きも帰りも日本人を意識したメニューが多く、味も良いです。そばや寿司、甘すぎないデザート、日本茶など普段と変わらない感じで頂けます。「完食できます。」（←これ以外に食べ物がない機内では、これは重要！）子供用の食事「キッズミール（Kid's Meal）」を「事前に」申し込んでおけば、おもちゃ付きの子供向けの機内食セットを座席まで運んでくれます。赤ちゃんなら離乳食（ただし瓶詰め）も選べます。当時は「JAL リゾッチャ」のネーミングで、持ち帰ることができるランチボックスに入ったキッズミールでした。

日本人には全てがなじみやすいので、普段と変わりなく旅行を楽しみたいなら、JALがお薦めです。ただし、人気が高く（空席が取りにくい）、値段設定が高めです。

アテンダントは、日本人が中心で、もちろん日本語でOKです。中国人のアテンダントも多くなりましたが、日本語は話せます。JALと言うと、昔のニューヨーク便などでは、「外国慣れしたチキチキの生意気なスチワーデス」のイメージを持っていましたが、ハワイ便ではそんなことはありませんでした。

今は、マイレージで航空券を買うことを目的に、クレジットカードをJALにしましたので、今後はすべてJALにすると思います。

でも、この不況で、JALの機内食もコストダウンされています。

★2007年と2009年のホノルル行きのJALWAYSの機内食の比較が、このページにあります。

・UNITED　（ユナイテッド）

アメリカの航空会社で、まさしくアメリカ的なサービスの飛行機です。機内食は、特に帰りの便の食事は味が濃く、ライスに肉を載せて、チーズで固めた様なディナーが出たりします。デザートは、砂糖のかたまりのようなケーキやお菓子が出ます。アメリカ好みの方は良いですが、ザ・日本人の方や、白いお米が基本と言う人はキツイと思います。普段と違うものを食べて見ようと挑戦するなら良いかも知れません。当時は子供が小さかったので、離乳食キッズミールもありましたが、冷えた瓶詰めが３個くらい配られて終わりでした。娘はろくに食べずに、寝ていました。

これは１度だけですが、最も印象的だったのは、男性のアメリカ人のアテンダントのおつまみの配り方です。窓際に座っていた私のテーブルに手が届かないため、彼はおつまみの袋をテーブルにポイッと投げて配りました。日本なら、アホか！と激怒ですが、機内は「自由の国アメリカ」だったのでしょうか？

日本人のアテンダントもいますので、日本語OKですが、アメリカ人アテンダントには日本語は通じません。また、細かい注文をしても分からないことが多いです。１つ、エピソードとしては、子供の紙おむつが欲しかったのですが、「Diaper」や「Nappy」と言う単語を知らず、アメリカ人アテンダントに「Paper Pants for Baby」と言ってみたのですが、「Paper」だけに反応したのか、新聞を持ってきました。結局日本人アテンダントを捕まえて、紙おむつをもらうにはもらいましたが、サイズがやたら大きいアメリカ製でした。

・Northwest　（ノースウエスト）

これもアメリカの航空会社で、アジアなどあちこちを飛んでいますが、私見では、UNITEDとそんなに変わりません。機内食のメニューは、UNITEDよりも路線に応じたアジアよりなメニューがあり、UNITEDの様な極端な味付けはなかったように思いますが、日本的な感じはありません。

ただ印象的だったのは、朝食に、ぱさぱさのパンでハムを挟んだサンドイッチが出ました。これが劇的にマズく、子供は「ハムが臭い」と言って、全く食べられませんでした。妻も（失礼ながら）「家畜の餌か！」と悪口を言う位の代物でした。機内では他に食べ物はありませんので、出た食事が食べられないほど、悲しいことはありません。

・その他、チャイナなどの航空会社

最も格安なツアーにすると、「航空会社不問」の条件がつきます。私は選択したことがありません。まず、JAL、ANAでないことは確実です。UNITED、NorthWest、Continental ならラッキー、もしかしたらChinaかも知れません。

・アロハ航空：現地のトランジット

（アロハ航空は、2008/03末で事業を辞めたそうですので、以下は参考にならないかも知れません。今後は、ハワイアン航空が中心なのでしょうか？）

オアフ島（ホノルル）からマウイやハワイ島に移動する際には、現地の短距離航空に乗ります。マウイへの移動に一度アロハ航空に乗りました。飛行機というよりもバスと言った感じで、そのとき乗った飛行機は、ベンチシート（座席の区切り目がなく、ベルトだけが付いている）のオンボロでした。

３０分くらいのフライトで、直ぐに着くので、結構楽しいです。中では飲み物のサービスとして、アロハシャツのお姉さんからプラスチックコップが渡され、有無をいわさず、ペットボトルからコーラが注がれます。フレンドリーと言えばそうかもしれませんが、飛行機ではなく、まさしく観光バスの感覚です。

問題なのはフライトではなく、荷物の管理です。私の場合は、マウイへ着いても荷物が着かず、行方不明でした。マウイはのんびりとした田舎なせいか、係員も緊張感はなく、荷物のクレームをしても、「That always happens.（？と言ったと思う）」（よくある事よ）、「次の便で来るかもね」と言われただけでした。手続きをするのに結局２時間近く掛かり、その日の夜中にホテルまで荷物が届けられましたが、初日は着替えもなく、ビーチにも行けず、棒に振ってしまいました。格安ツアーなら航空会社は選べないので、仕方有りません。

最初にマウイへ行った時は、行きも帰りもホノルル経由で、Alohaに乗り継ぎをしました。これは思いのほか、乗り換えに時間がかかり、半日を潰してしまいます。２度目にハワイ島へ行った時は、行きだけJALWAYSの直行便にしました。これは素晴らしいです！帰りはホノルル経由で、やはり移動に半日を潰してしまいますが、買い物ができることを考えると、１日はワイキキで過ごすのがちょうど良いのではないでしょうか。

最近のAirBusや777などの最新鋭飛行機には、各座席にモニターがあり、好きな映画が見られます。日本未公開の映画もあるので、楽しみの１つです。ゲームもあります。（娘はこれが楽しみだそうです。→）

JALWAYSでは、777だったので、このサービスを受けられましたが、１度だけ、予告無しに、古い飛行機になったことがあります。これには個別のモニターはなく、古めかしいブラウン管のモニターが数個天井に付いており、変な映画を見せられました。ゲームもできず、娘はがっかりでした。ツアーを予約するときには、どのタイプの飛行機かは分からないので、これはどうしようもないかも知れません。